
ポーランドのジェシュフで24日(日本時間25日)行われたWBCブリッジャー級タイトルマッチは、挑戦者で前WBOクルーザー級王者ローレンス・オコリー(英)がV1戦に臨んだ王者ルカシュ・ロゼンスキー(ポーランド)に初回2分55秒KO勝ち。2階級制覇に成功した。

“ザ・ソース”のニックネームを持つ長身のオコリーが左ジャブを顔面、ボディーに突きながら距離を測定。右強打を決めてダウンを奪う。カウント後また右でロゼンスキーを倒す。カウント中、ラビットパンチをアピールしたが受け入れられず。残り時間が少なくなったところで、また右で攻勢をかけ、右フックをヒットするとロゼンスキーはロープ際に3度目のダウン。起き上がったが、続行できる状態ではなく、ベルギーのベテランレフェリー、ダニエル・バン・デ・ビーレ氏がストップをかけた。
1年前、クリス・ビラム・スミス(英)に敗れてWBOクルーザー級王座を失い、試合をはさまず挑戦したオコリー(31)は20勝15KO1敗。WBCブリッジャー級3代目王者に就いた。初黒星のロゼンスキー(38)は15勝14KO1敗。