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井上尚弥が練習再開 気になる9月防衛戦の挑戦者は? 「だれが相手でも強さ見せる」

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 5.6東京ドーム大会でルイス・ネリ(メキシコ)を6回TKOで下し、S・バンタム級4団体王座の防衛に成功した井上尚弥(大橋)が練習を再開、29日に横浜市内のジムでメディアの取材に応じた。

会見した左から大橋会長、井上、真吾トレーナー

 東京ドーム決戦から3週間あまり。アマゾン・プライム・ビデオで過去最高、野球のWBCを上回る視聴者数をマークしたとあって反響はすさまじく、井上が「外に出られないです」と苦笑いするほど。それでも自身初のダウンもあって大盛り上がりだった試合を「大成功だったと思う」と振り返った。

 気になる次戦は9月に内定しているが、対戦相手はIBFとWBOで1位にランクされるサム・グッドマン(豪)なのか、WBO2位のTJ・ドヘニー(アイルランド=豪)なのか、連日ネット上では「井上の次はだれ?」でにぎわっている。

 大橋秀行会長はこの日、「未定のまま」とあらゆる可能性を否定しなかった。井上は7月の試合が発表されたグッドマンについて、「返上を待っているのか分からないですけど、お金目当てではない、チャンピオンになりたいということかなと思う」とコメント。グッドマンは井上戦で高額のファイトマネーを得るよりも、少しでも世界チャンピオンになれる可能性を追求していると推測した。

 ドヘニーについては「一人の候補として頭の片隅にある」と言うにとどめた。いずれにしても「だれが相手でも強さを見せるという意味では変わらない」と対戦相手は気にしない姿勢を見せた。

 一方で「S・バンタム級で対戦相手がいないからフェザー級に上げたほうがいい」という意見には「おかしな話」と一刀両断。対戦を希望するフェザー級王者について問われると、「階級制のスポーツですから。もしやりたいなら下げてこいという話」と苛立ちも見せた。

 この日、井上はサンドバッグ打ちとミット打ちを2ラウンドずつ披露した。今後はしっかり土台作りを進め、秋の防衛戦に備える。

太田トレーナーとミット打ち

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