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7.20両国アマプラ興行 WBCバンタム級王者の中谷潤人「統一戦ができるパフォーマンスを」

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「Prime Video Presents Live Boxing 9」が7月20日、両国国技館で開催される。31日、東京ドームホテルで記者会見が開かれ、トリプル世界戦と那須川天心(帝拳)のボクシング第4戦が発表された。

■7.20両国国技館
◇WBCバンタム級タイトルマッチ12回戦
王者 中谷潤人(M.T)×挑戦者 ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)

◇WBO・S・フライ級タイトルマッチ12回戦
王者 田中恒成(畑中)×挑戦者 ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)

◇WBOフライ級王座決定12回戦
1位 加納陸(大成)×2位 アンソニー・オラスクアガ(米=帝拳)

◇10回戦
那須川天心(帝拳)×ジョナサン・ロドリゲス(米)

 2月にアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)から王座を奪い、3階級制覇を達成した中谷(27勝20KO)は初防衛戦で強打が自慢のアストロラビオ(19勝14KO4敗)を迎える。アストロラビオは昨年5月、WBOバンタム級王座決定戦でジェーソン・モロニー(豪)に判定負け。2試合連続の世界タイトルマッチとなる。

 ロサンゼルスで合宿中の中谷はチームメイトのオラスクアガとともにオンラインで会見に参加した。中谷は「相手はキャリアのある選手で、戦績からも分かるようにパンチのある選手。集中して戦わないと、と思っている」と挑戦者を評価した上で、「自分の距離を取ればいいボクシングができると思う。いいKOを見せられるよう、アクションを起こしていきたい」と抱負を述べた。

 現在、バンタム級4団体の世界王者はすべて日本人選手。那須川の「全員を意識している」との発言を受け、中谷は「センスのあるボクシングをしているので注目している。そうあるべきだと思う」と那須川に理解を示した。その上で「自分のやるべきことをやる」と対戦に関しては明言を避けた。

 今回の試合のテーマを「統一戦ができるようないいパフォーマンスをすること。統一戦は意識している」と話した中谷。前回と同様にインパクトのある試合を見せて、バンタム級ナンバーワンをアピールしようとしている。


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