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英国プロモーター、マッチルームが主催する「PRIZE FIGHTER(プライズファイター)」が7月15日、大阪・大和アリーナで開催される。主催者が3日、都内で会見を開いて発表した。7月が1回戦、10月に準決勝、来年2月に決勝を予定。
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「PRIZE FIGHTER」はミドル級賞金トーナメントで、当初は3月に3150FIGHTとの共催が発表されながら中止に。仕切り直しで7月の大阪開催が決まった。
特徴は高額の賞金で、優勝者は60万ドル(約9300万円)を手にする。準優勝25万ドル(約3875万円)、準決勝の勝者25万ドル(約3875万円)、敗者12万5000ドル(約1938万円)、1回戦の勝者15万ドル(約2325万円)、敗者7万5000ドル(約1163万円)。さらにKO賞は1回戦ごとに10万ドル(1550万円)が用意され、1回戦で4試合ともKOなら1人2万5000ドルがKO賞となる。※1ドル=155円換算
日本からは日本&WBOアジアパシフィック王者の国本陸(六島)、日本4位の可兒栄樹(T&T)、前東洋太平洋王者の竹迫司登(ワールドスポーツ)が参戦。国本と可兒は3月に対戦して、国本のTKO勝ち。ダイレクトリマッチとなる。竹迫はマーク・ディキンソン(英=6勝2KO)と対戦する。
■「PRIZE FIGHTER」1回戦
アイニウェア・イリィアティ(中)×キエロン・コンウェイ(英)
アーロン・マッケンナ(アイルランド)×ジョバニ・エステラ(プエルトリコ)
竹迫司登(ワールドスポーツ)×マーク・ディキンソン(英)
国本陸(六島)×可兒栄樹(T&T)