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S・バンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)がニューヨークで開かれている全米ボクシング記者協会(BWAA)の授賞式に出席。2023年の年間最優秀選手賞(シュガー・レイ・ロビンソン賞)に選ばれた井上は記念盾とベルトを贈られ、スピーチを行った。大橋ジムから7日、その模様を発表した。
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壇上に立った井上は英語であいさつをしたあと、日本語に切り替えて次のように語った。
「今日、この場に立たせていただくにあたり、BWAAのサントリキート会長をはじめ、投票していただいたBWAAの会員のみなさま、トップランクのボブ・アラムCEO、帝拳プロモーションの本田会長、大橋プロモーションの大橋会長にあらためて感謝を申し上げます。
2023年は自分にとって、もっとも大きなチャレンジの年でした。S・バンタム級に上げ、いきなり2団体統一チャンピオンのスティーブン・フルトンとのタイトルマッチ、そして12月の2団体統一王者であるマーロン・タパレスと、どちらも簡単な試合ではなかったですが、無事に勝つことができました。
そうした結果を今回、みなさんに評価していただき、すごくうれしく思います。この先の自分のキャリアも楽しみにしていてください。今日はありがとうございました。THANK YOU VERY MUCH」
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井上にはリング誌から認定S・バンタム級王座ベルトと年間最優秀選手ベルトが贈られた。
大橋会長は「ホテルで高校生、中学生くらいの少年多数に撮影を求められ、また表彰会場では入口に多数のファンが待ち構えていました。会場入りするとファンが殺到して大変な人気でした! このアメリカ・ニューヨークでこの景色は感慨深い出来事でした。本当にありがとうございます。感謝感謝感謝の気持ちで一杯です。また新たな伝説に向かって突き進みます。これからも応援宜しくお願いします」とのコメントを発表した。写真=大橋ジム提供
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