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WBOミニマム級タイトルマッチが7日(日本時間8日)、米ベローナのターニングストーンリゾート&カジノで行われ、王者オスカル・コヤソ(プエルトリコ)が挑戦者12位ジェラルド・サパタ(ニカラグア)に3-0判定勝ち。3度目の防衛に成功した。
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コヤソは序盤、サパタの右を食らってよろめくシーンがあったものの、このピンチをしのぐとその後は安定した戦いぶりでベルトを守った。スコアは119-109×2、117-110。コヤソは10勝7KO無敗。世界初挑戦で破れたサパタは14勝5KO2敗1分。
コヤソは試合後、「彼のいいパンチが私にヒットした。彼にはパワーがあった」と挑戦者をたたえつつ、「私たちは賢くボクシングをしてプランを遂行した」とクレバーな勝利を強調。「私は次に他団体のチャンピオンを対戦したい」と統一戦を希望した。
ミニマム級はIBF王者に重岡銀次朗(ワタナベ)が君臨。重岡は7月28日、滋賀でペドロ・タドゥラン(フィリピン)と3度目の防衛戦を行う。Photos by Golden Boy /Cris Esqueda
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