IBFウェルター級王者ジャロン・エニス（米）が7月13日、地元フィラデルフィアのファーゴ・センターで同級13位デビッド・アバネスヤン（アルメニア）と初防衛戦を行う。主催のマッチルームが発表した。
4月にマッチルームと複数試合契約を交わしたエニスの相手は当初、同級3位コディ・クロウリー（米）と発表されたが、メディカル検査で出場が不可に。代役にアバネスヤンが抜擢された。
26歳のエニス（31勝28KO無敗）は昨年1月、IBF暫定王者に就き、テレンス・クロフォード（米）の王座はく奪により正規王者に昇格。今回が初防衛戦となる。
かつてWBA暫定王座を獲得したアバネスヤン（30勝18KO4敗1分）は17年にWBA王者ラモント・ピーターソン（米）、22年にWBO王者クロフォードに挑戦して敗退。35歳のベテランはスター候補にひと泡吹かせようとしている。