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ロンドンのセルハースト・パークで15日(日本時間16日)ゴングが鳴るWBOクルーザー級タイトルマッチの会見が13日行われた。2度目の防衛戦となる王者クリス・ビラム・スミス(英)に同級1位リチャード・リアクポー(英)が挑む。
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両者は19年7月、WBAインターコンチネンタル王座をかけて対戦。リアクポーが2-1判定勝ちを収めた。挑戦者として返り討ちを誓うリアクポー(17勝13KO無敗)は「こちらは彼が残したものがわかっている。私が一発決めたらどうなるかもわかっている」と自信のコメント。34歳で世界に初挑戦する。
一方、ビラム・スミス(19勝13KO1敗=33)は「彼がそれを望むのはけっこう。でもそうはならない。土曜日の夜、果たしてどうなるか」とけむに巻いた。昨年ビラム・スミスに王座を奪われ、先月WBCブリッジャー級王者に就いたローレンス・オコリー(英)は「グッドファイトになるだろう。でもクリスはベストパフォーマンスを披露しないと(防衛は)難しいのではないか」と予想している。