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ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで15日(日本時間16日)行われたWBAライト級タイトルマッチは、王者ジェルボンテ・デービス(米=写真)が挑戦者2位フランク・マーティン(米)に8回1分29秒KO勝ち。14ヵ月ぶりのリングで勇姿を見せつけ、今後のビッグマッチ実現に希望を持たせた。
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サウスポー同士。初回、右ジャブから左につなげるマーティンが好スタートを切る。3回、ペースアップしたデービスにマーティンは右を返し抵抗するが、4回、左強打を決めたデービスが一撃のパワーで優勢に進める。
5回からデービスが前進を繰り返し、マーティンは右ジャブを返すのが精一杯。6回、左を命中させた王者は7回にも左右コンビネーションでマーティンに守勢を強いる。それでもデービスは右顔面が赤く染まり、挑戦者の健闘を物語る。
しかしマーティンの善戦はそこまで。8回、ロープへ追い込んだデービスが左アッパーから同フックを痛打するとアゴに食らったマーティンは大の字。起き上がろうとしたがカウントアウトされた。
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昨年4月のライアン・ガルシア戦以来の登場だったデービスは30勝28KO無敗。IBF王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、WBA・S・ライト級王者イサック“ピットブル”クルス(メキシコ)らとの対決が待望される。初黒星のマーティンは18勝12KO1敗。Photos by SUMIO YAMADA
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