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あす25日に後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル117」の計量と会見が24日、東京ドームシティ内「blue-ing! DISCOVER」で行われた。メインの日本フェザー級タイトルマッチは、王者の松本圭佑(大橋)、挑戦者8位の藤田裕史(井岡)ともにリミットの57.1キロで合格した。
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デビューから10連勝(7KO)無敗の松本は今回が2度目の防衛戦。昨年11月に入籍して今年3月に結婚を公表した松本は「減量で僕の甘いところも厳しく言ってくれる」、「海老を使った料理はすごく減量に役立った」と妻の強力なサポートに感謝した。
前回2月の防衛戦では最終回にダウンを喫したことから「集中力が今回のテーマ」と話した。3試合続けて判定勝ちに「ひっかかっている」と言う松本がKOに「こだわって」V3戦のリングに上がる。
挑戦者の藤田はキャリア14年目にして初のタイトルマッチを迎えた。12勝3KO9敗4分という戦績が示すように、山あり谷ありのボクシング人生を歩んできた34歳は「覚悟を決めてやるしかない。ベルトなしでは帰るわけにはいかない」と言葉に力を込めた。
5月6日の東京ドーム大会では同門の石田匠が井上拓真に挑戦して敗れた。再びタイトルマッチで実現する井岡vs大橋に向け、藤田は「しんどい練習を積んできた。明日は必ず勝ちます」と下馬評を覆す意気込みだ。
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セミのWBOアジアパシフィックS・ミドル級タイトルマッチは、王者ユン・ドクノ(韓国)に日本同級王者の帝尊康輝(一力)が挑戦する。
昨年11月の王座決定戦で戴冠したユン(8勝6KO1敗)は「日本に来たのは初めて。あすはいい試合をして勝利したい」と控えめにコメント。これまでミドル級で東洋太平洋王座、S・ミドル級で日本王座を獲得している帝尊(16勝13KO5敗3分)は「去年は大阪でベルトを巻いたので、次は東京でベルトを巻きたい」と意気込んだ。
イベントの模様は25日17時50分からLeminoでライブ配信される。