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IBFバンタム級王者、西田凌佑(27=六島)は24日、大阪府の吉村洋文知事にタイトル獲得を報告した。
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枝川孝・六島ジム会長、武市晃輔トレーナー、妻沙捺さんとともに大阪府庁を訪れた西田は「5月4日のタイトルマッチで判定勝ちして世界チャンピオンになりました」と勝利を報告。吉村知事は「おめでとうございます。世界の頂点に立たれたことを大変誇りに思います。すばらしいボクサーとして子どもたちがスポーツでがんばろうと思うような選手になってください」と激励、記念品を手渡した。
歓談に移り、減量の苦しさなどを聞かれた西田は、12キロ以上体重を落とし、勝っても負けても引退の覚悟で戦った。いまはバンタム級の世界王者が日本に4人おり、4本のベルトを自分のものにしたい気持ちになっていると表明した。
防衛戦は未定だが、枝川会長は大阪での開催を熱望しており、吉村知事も来年春の大阪・関西万博の会場で開催できたらいいなと語り、ビッグマッチ構想で話が盛り上がった。