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Channel: Boxing News(ボクシングニュース)
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エスピノサ、WBOフェザー級王座V2 ラミレス突然のノー・マス

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 7日(日本時間8日)米アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで開催された2つのタイトルマッチ。WBOフェザー級戦は王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)が挑戦者で前王者のロベイシー・ラミレス(キューバ)に6回12秒TKO勝ち。1年前にラミレスから奪った王座の2度目の防衛を果たした。

難関をクリアしたエスピノサ photo/Mikey Williams(Top Rank)

 サウスポーのラミレスが初回、左を上下に決めて好スタートを切った。その後、身長185センチのエスピノサが接近戦を試み、167センチのラミレスがアウトボクシングを選択する流れになる。

 3回に左フックを決めたラミレスに対し王者は4回、右フックを返す。5回、よりアグレッシブなエスピノサが左アッパーを突き上げた。――試合が白熱しかけた矢先、突然幕が降りた。

 6回開始まもなくエスピノサの右が当たると、ラミレスは背中を向けて左腕を上げ自軍コーナーへ引きあげていった。クリス・フローレス主審は両腕を交錯させ、試合終了を告げエスピノサのTKO勝ちとなった。5回までのスコアカードは2-1でラミレスがリードしていた。

 突然リタイアしたラミレスは「4ラウンドに相手のヒジが当たり、右目の視力が弱まって二重に見えた」と理由を説明した。だが出血や塞がった様子はなく、大方は「まだやれた」とみている。エスピノサは26勝22KO無敗。ラミレスは14勝9KO3敗。


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