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寺地拳四朗(BMB)が返上したWBC・L・フライ級王座の決定戦が12月26日バンコクで行われることになった。カードは1位カルロス・カニサレス(ベネズエラ)vs.2位パンヤ・プラダブスリ(タイ)。スペイン語放送「ESPNノックアウト」がアナウンスした。
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この王座決定戦は発表時に11月タイで開催される予定だったが正式発表が遅れていた。元WBA・L・フライ級王者カニサレスは今年1月、寺地に挑戦しダウン応酬の激闘を展開。2-0判定負けしたが健闘が称えられた。7月に地元でイバン・ガルシア(メキシコ)に12回判定勝ちで復帰。WBCシルバー王座に就いている。
パンヤは20年11月、デビュー以来54連勝中のワンヘン・ミナヨーティン(タイ)に3-0判定勝ちで攻略しWBCミニマム級王者に君臨。ワンヘンのV13を阻み、同級王座を4度防衛。しかし23年10月、日本で重岡優大(ワタナベ)に3-0判定負けで無冠になった。その後3連勝して2階級制覇に挑む。
寺地が返上したもう一つのWBA王座は12月19日、ドミニカ共和国のサントドミンゴで1位エリク・ロサ(ドミニカ共和国)と3位ネイデル・バルデス(メキシコ)の間で争われる。