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挑戦者サム・グッドマン(豪州)のケガによりあらためて1月24日に開催されることになった井上尚弥(大橋)の世界スーパーバンタム級防衛戦。チャンピオンは試合の延期にも動じるそぶりを見せず、順調にスパーリングをこなしている。また仕切り直しの1.24チケットの一般発売が本日よりスタートした。
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23日にはパリ五輪代表の原田周大(専修大)と手合わせをし、先週は日本フェザー級王者の松本圭佑とも行っている。28年ロサンゼルス五輪を目指す原田は、先だって大橋ジムがアマチュア選手の競技活動を支援するためにサポート契約を結んだ選手。
当初クリスマスイブに予定されていた井上の防衛戦はグッドマンが練習中に左目上を縫うケガを負ったため1ヵ月延期されることになった。またこれとは別に、同じリングで防衛戦を行うWBOバンタム級王者の武居由樹(大橋)が右肩関節唇損傷で全治4週間と診断され、ドクターストップを余儀なくされた。そのため武居の防衛戦(対ユッタポン・トンディー)は井上-グッドマン戦興行から外れ、4~5月頃に再セットされる。