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12日後楽園ホールではJCL(ジュニア・チャンピオンズリーグ)「第1回井上尚弥杯~国際親善大会~」が催された。次世代ジュニアボクサー育成を掲げた大会で今回はJPBA(日本プロボクシング協会)加盟ジム所属選手に加えて韓国、中国からもジュニア選手が参加し、60試合以上が行われた。
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井上尚弥(大橋)の名が冠されている通り、井上もかつてJCLの前身であるU-15大会(第1回)に出場し優勝しているのはよく知られている。この日は大橋秀行・大橋ジム会長も来場し、ジュニアたちの試合を観戦した。
日本-韓国、日本-中国としては計15試合組まれた(スパーリング含む)。緊張からか力んでスタミナをロスする選手も見られたが、それでもジュニア時代の貴重な国際試合経験となったことだろう。JCL実行委員会委員長の射場哲也RE:BOOTジム会長は「第2回はもちろん、関東以外ででも開催したいし、ゆくゆく韓国や中国に行って行うパターンも実現すればいいなと思います。国別の王者同士の試合もできれば」と今後の展開に手応えを感じている様子だった。
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