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今週末7日に両国国技館で行われる井岡一翔(志成)のS・フライ級2団体統一戦のセミに登場するバンタム級世界ランカーの堤聖也(角海老宝石)が2日、東京・江古田のDANGANジムで練習を公開した。堤は7日、ウィーラワット・ヌーレ(タイ)と56キロ契約10回戦を行う。
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この日の堤はウォーミングアップのフィジカルを1ラウンド、ミット、ドラムミットを各1ラウンドずつ披露。年内の世界挑戦を狙う前日本バンタム級王者は「何ラウンドで倒すとか、いいところを見せようとかではなく、しっかり組み立てて倒したい」と抱負を語った。
現在、バンタム級はWBAが井上拓真(大橋)、WBCが中谷潤人(M.T)、IBFが西田凌佑(六島)、WBOが武居由樹(大橋)と4団体王座をを日本人選手が独占している。
堤はWBA2位、WBC11位、IBF3位、WBO7位にランクされており、同級生でもある井上拓をターゲットにしている。
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