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9.25ミニマム級祭り ゲストに名王者リカルド・ロペス氏招待 大橋秀行会長と再会

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 9月25日に後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル122」の概要が17日、発表された。メインの東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチをはじめ当日はすべてミニマム級の試合になる。同級の“レジェンド”リカルド・ロペス(メキシコ)氏の来日も明らかにされた。

左から宮澤、松本、大橋会長、石井、森、北野

 のちにタイトルを21度防衛する名王者、ロペス氏が初めて世界タイトルを手にしたのが1990年10月25日の後楽園ホール。大橋秀行会長を5回TKOで下してベルトを巻いた。

 あれから34年、大橋ジムがプロモートした5月6日の東京ドーム興行で刺激を受けた八王子中屋ジムの中屋一生会長が“ミニマム級祭り”を企画。大橋会長の協力を得て今回のイベントが実現することになった。

 17日に会見した大橋会長は「エキシビションマッチという話はお断りした」と笑わせたあと、「当日は井上尚弥も来る予定。一緒にロペス氏と会えることを楽しみにしています」と再会を歓迎した。大橋会長とロペス氏のトークショーも計画されている。

 記念すべき興行には、ミニマム級の国内トップ選手が集まった。キックボクシング出身の日本ミニマム級8位の石井武志(大橋)がジョン・ケビン・ヒメネス(フィリピン)と東洋太平洋ミニマム級王座決定戦を争う。

 石井(8勝7KO1敗)は2022年に全日本ミニマム級新人王を獲得。全勝のまま昨年9月、世界ランカーのリト・ダンテ(フィリピン)に挑んだものの2-1判定で惜敗。8勝7KO1敗でタイトル戦のチャンスを得た石井は「去年悔しい思いをした。これがラストチャンスのつもりで必ずタイトルを獲る」と必勝を宣言した。ヒメネスは8勝3KO無敗の20歳。

 日本1位の森且貴(大橋)と同2位の松本流星(帝拳)による日本同級挑戦者決定戦も組まれた。

 日本タイトルに2度挑戦して敗れている森は「3度目の日本タイトル挑戦に向け、必ずモノにしたい」と“3度目の正直”をアピール。全日本選手権をはじめアマ4冠、プロ入りしてから3連勝(1KO)中の松本は「相手は気持ちの強い選手だけど、気持ちを含めてすべて上回りたい」と決意を述べた。

 もう一つのタイトルマッチは日本ユース・ミニマム級戦。日本9位でユース王者の宮澤蓮人(松田)が北野武郎(大橋)の挑戦を受ける。

 宮澤は「初防衛戦だけど、防衛戦というより僕が強くなったところをみせたい」と抱負を述べ、北野は「この試合にかける思いは強い。バチバチの打ち合いをしたい」と打撃戦を予告した。


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