
志成ジムは24日、8月22日に後楽園ホールで開催する「LifeTime Boxing Fights 23」の主要カードを発表。メインで鈴木稔弘(志成)と渡邊海(ライオンズ)がWBOアジアパシフィックS・フェザー級王座決定12会戦を行う。

27歳の鈴木は東京・駿台学園高時代に世界ユース選手権銅メダル。日大では主将を務め、アマ104戦82勝22敗の戦績を残した。2022年にプロデビューして5連勝4KO。昨年8月、WBO-AP1位ヴァージル・ビトール(比)に勝利して、現在はWBO-AP2位にランクされる。兄雅弘(角海老宝石ジム)は前日本ライト級王者。
21歳と若い渡邊(12勝6KO1敗1分)は22年に全日本フェザー級新人王を獲得。昨年3月、日本ユーズ・フェザー級王座戦で英洸貴(カシミ)に敗れ、プロ初黒星を喫したものの、その後はS・フェザー級に上げて日本ユース王座を獲得するなど現在3連勝中。WBO-APで1位にランクされる。
元トップアマで評価の高い鈴木と将来を期待される長身ボクサー渡邊の一戦はファン期待の好カードだ。
セミは大湾硫斗(志成)がアヌラック・マドゥア(タイ)と57キロ契約8回戦。6月にプロデビューした東洋大出身の由良謙神(志成)はタイ人選手とS・ライト級6回戦。