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あすの井上尚弥防衛戦セミで行われるWBO世界バンタム級戦の公式計量が行われ、チャンピオン武居由樹(大橋)、1位挑戦者・比嘉大吾(志成)ともに53.4キロでクリアした。
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KO必至のこの一戦、計量後のフェイスオフでは武居が笑ってしまう一幕もあった。武居は「(比嘉に)笑われる前に先に笑いました。先手を取りました」とコメント。約6年5ヵ月ぶりとなる世界戦の計量だった比嘉は「(合格して)“前科者”だからほめられたんですかね」。
こちらも両者の調子は上々の様子。試合で使用されるグローブは武居がウィニング製、比嘉はレイジェス製。主審は日本の中村勝彦氏が務める。ジャッジは村瀬正一(日本)、エドワルド・リガス、ダンレックス・タプダサン(ともに比)。