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クルーザー級の2団体統一タイトルマッチ、WBA王者ヒルベルト“スルド”ラミレス(メキシコ)-WBO王者クリス・ビラム・スミス(英)が11月16日、サウジアラビアのリヤドで開催されることになった。イベントはラミレスのプロモーター、ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)とビラム・スミスを擁する英国のBOXXERが共催。サウジアラビアの娯楽庁長官トルキ・アル=シャイフ氏が牽引するリヤド・シーズンの一環として行われる。GBPが通達した。
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元WBO・S・ミドル級王者のラミレス(46勝30KO1敗)は今年3月、アルセン・グラミリアン(アルメニア/フランス)を下して2階級制覇に成功。今回が初防衛戦となる。22年11月、アラブ首長国連邦でWBA・L・ヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボルに挑んで判定負けして以来2度目の中東登場となる。
ビラム・スミス(20勝13KO1敗)は23年5月、ローレンス・オコリー(英)を破って王座獲得。これまでマテウシュ・マステルナク、リチャード・リアクポーを下し2度の防衛を果たしている。
セミ格では元S・ライト級2団体統一王者ホセ・ラミレス(米)とアーノルド・バルボサJr(米)がWBO・S・ライト級挑戦者決定戦を行う。両者はトップランク傘下からGBPへ移籍した共通点がある。
またライト級で4団体で1位にランキングされるウィリアム・セペダ(メキシコ)が元IBF・S・フェザー級王者テビン・ファーマー(米)と10回戦。WBOミニマム級王者オスカル・コラソ(プエルトリコ)がエドウィン・エルナンデス(メキシコ)と防衛戦。WBA・S・ライト級1位ケネス・シムズJr(米)がオスカル・デュアルテ(メキシコ)とWBA同級挑戦者決定戦を行う。
今回のイベントには“ラティーノ・ナイト”というキャッチコピーがつけられている。