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11月2日、米ニューヨーク州ベローナのターニング・ストーン・リゾートカジノでWBC・S・フェザー級王者ロブソン・コンセイサン(ブラジル)に挑戦する前王者オシャキー・フォスター(米)が現地時間21日、拠点とする地元ヒューストンでトレーニングを公開した。7月の第1戦は、4度目の世界アタックとなったコンセイサンが接戦を制して2-1判定勝ち。しかし大方はフォスターに分があった試合と見ている。
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それを踏まえてフォスターは「あの試合はイージーだった。なぜジャッジたちがあのような判定を下したのか理解できない。唯一、後悔しているのはもっと手数を出していれば……ということだね」と試合を振り返る。そして「みんなが私は試合を盗まれたと言っている。こういうケースはリマッチのチャンスがすぐには訪れないものだけど私は幸運に恵まれた」と胸中を明かす。
旧知のボビー・ベンソン・トレーナーとのコンビでベルト奪回を目指すフォスター(22勝12KO3敗=31)は「(コンセイサンは)今回、違った取り組み方をしてくれると思っている。でも彼の試合を見返すと、彼はいつも同じように戦っているから、切り替えてくるものは少ないだろう。いずれにせよ、自分ができることに集中して臨もうと決めている。それにアマチュアの時からリベンジは得意なんだ」とアピールする。