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ハラダジム主催のFighting Beat Boxingは2日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で行われ、メインの56キロ6回戦は川村志樹(27=ハラダ)がビバリー塚田(36=LUSH緑)に右アッパーを決めて3回KO勝ちした。川村は5勝2KO2敗、B級初戦を勝利した。
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川村は大阪府の南部、岬町の淡輪港で父と一緒に漁師をしている。20歳から船に乗って、シラスやタイ、ハモ漁に従事している。夏場は午前3時に漁に出ることがあるが、現在のシラス漁は午前5時ごろから漁船4隻で大阪湾の沖合に向かう。漁が終わるとランニング、夕方に大阪市のハラダジムに入って、練習に打ち込んでいる。この日は初のメインを任されたが、「注目されるので、ラッキー」と緊張はなかったそうだ。
サウスポーの塚田に立ち上がりは攻め込まれるシーンはあったが、ジャブを主体に丁寧に攻めて、3回に右ショートでダウンを奪った。「効いているのがわかったので、一気に攻めました」と川村。2度目のダウンに塚田は立ち上がったが、足元がふらつきカウントアウトされた。
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セミの62.5キロ8回戦は湯川翔太(36=江坂)と橋本拓也(33=ワイルドビート)がバッティングで3回負傷引き分け、セミセミのライト級6回戦は新鋭のサウスポー・小松直人(20=森岡)がベテランのベジータ石川(38=折尾)を1回に右フックで2度倒してTKO勝ちした。
◆56キロ6回戦
川村志樹(ハラダ)[KO3回1分27秒]ビバリー塚田(LUSH緑)
◆62.5キロ8回戦
湯川翔太(江坂)[負傷引き分け3回1分9秒]橋本拓也(ワイルドビート)
◆ライト級6回戦
小松直人(森岡)[TKO1回2分18秒]ベジータ石川(折尾)