東日本ボクシング協会月間賞選考委員会は10日、4月の月間三賞を選出。最優秀選手賞には日本ウェルター級新チャンピオンとなった有川稔男(川島=写真右)が輝いた。
有川は28日、チャンピオンカーニバルで新藤寛之(宮田)に挑戦。初回に左フックでダウンを奪うと、その後も新藤にダメージを与えて10回ストップ勝ち。タイトル初挑戦でベルトを手にし、川島ジムに初の日本王座をもたらした。
敢闘賞には日本S・ライト級王者の岡田博喜(角海老宝石=写真左)が選出された。岡田は19日の試合で麻生興一(三迫)を迎え、終始優勢に試合を進めて7回TKO勝ち。4度目の防衛に成功した。新鋭賞は該当者なし。表彰式は26日に後楽園ホールの東日本新人王予選で行われる。