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メキシコで日墨女子戦、岩川美花が判定負け

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  第10回ボクシング・ルネサンスが10日(日本時間11日)メキシコシティの日墨会館で開かれ、アマ3試合、プロ6試合を約500人の観客が見守った。

 WBC女子アトム級6位のボクサーファイター、岩川美花(高砂)を迎えての日墨女子対決6回戦を中心とした試合が組まれた。岩川と対戦したブリッサ・エルナンデス(メキシコ)はノーランカーながら、アマで100戦を超えるキャリアを誇る19歳のサウスポー。ファイタータイプでプロでも6戦無敗(5勝1分)の好成績を誇る。

 試合は短身のエルナンデスが前に出て、それを岩川が迎え撃つ形でスタート。岩川は、得意の左フックのカウンター、右ストレートを繰り出すが、勘が良くスピードのあるエルナンデスは、これをダッキングではずして倍の手数でお返しする展開。メキシカンが常に先手を取り、岩川は後手に回り、手数が少ない。4回に、岩川が切れのある右ストレートのボディー打ちで効かした他は、エルナンデスの手数が上回り、6回を終わって判定は3-0でメキシカンの手が挙がった。

 同じく高砂ジムのOPBF女子L・フライ級王者のボクサー竹中佳は、元WBC女子世界王者のエスメラルダ・モレノと2ラウンドのエキシビションマッチ。突貫ファイターのモレノが、重い左右のフックを振るって竹中に迫るが、竹中は、足を使をって、ステップワークでいなしてインサイドから左ストレートを突き刺す展開、互角の内容で終了ゴングを聞いた。

 また、メインの前に、2015年のメキシコ連邦府・プロモーター・オブ・ジ・イヤーに選ばれたボクシングルネサンス・プロモーターの古川久俊氏の表彰セレモニーが行われ、コミショナーのサンドバル氏から栄誉ある記念の盾が贈られた。



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