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Channel: Boxing News(ボクシングニュース)
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木村翔がゾウを11回TKO! WBOフライ級王座獲得

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 WBO世界フライ級タイトルマッチが28日、中国の上海オリエンタルスポーツセンターで行われ、挑戦者6位の木村翔(青木=写真)が王者ゾウ・シミン(鄒市明=中)に11回TKO勝ち、新チャンピオンとなった。

 序盤は木村がガードを上げてプレスをかけ、ゾウがフットワークとウィービングでそれをさばきながらポイントをピックアップしようと試みた。ゾウは相変わらずパワーを感じさせず、木村は前に出てボディブローを打ち込み、攻勢をアピールする展開が続いた。

木村はボディ攻撃でダメージを与えた

 両者ともに決定的な見せ場を作れないまま試合は終盤に突入。タイトル奪取に執念を見せる木村は11回、最後の力を振り絞ってゾウをロープ際に追い込むと、右ストレートを決めてゾウが座り込むようにダウン。何とか立ち上がったが、主審が試合を止めた。

 昨年11月にWBOアジアパシフィック王座を獲得して世界ランキング入り。敵地でアップセットを完遂した木村は15勝8KO1敗2分。五輪2大会連続金メダリスト、36歳のゾウは9勝2KO2敗。初防衛できずに王座から陥落した。

フライ級は井岡、比嘉、木村の3王者に

 フライ級はWBAが井岡一翔(井岡)、WBCが比嘉大吾(白井・具志堅S)が王者に君臨しており、メジャー4団体のうち3団体を日本人王者が占めることになった。IBF王者は3階級制覇のドニー・ニエテス(比)。=写真提供:青木ジム=



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