東日本ボクシング協会月間賞選考委員会は7日、8月の月間三賞を発表した。最優秀選手賞にはWBO世界S・フライ級9位にランクされる井上拓真(大橋=写真)が選ばれた。
井上拓は30日、日本S・フライ級2位の久高寛之(仲里)とノンタイトル10回戦を行い、激しい打ち合いを演じた末に判定勝ち。けがでブランクを作っていた井上拓は、約1年ぶりの復帰戦に勝利した。
敢闘賞に選ばれたのは日本S・ウェルター級王者の井上岳志(ワールドS)。井上は10日、同級1位の長濱陸(白井・具志堅S)に8回TKO勝ち。初防衛に成功した。
新鋭賞は日本フライ級14位の中谷潤人(M.T)。中谷は23日、日本ユース・フライ級初代王座決定戦で、日本L・フライ級4位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に6回TKO勝ちを収めた。表彰式は10月2日、後楽園ホールの「フェニックスバトル」で行われる予定。