IBF世界S・フライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に11月18日、英国北アイルランドのベルファストで3度目の防衛戦がセットされた。相手は地元の同級5位ジェイミー・コンラン(英)。五輪金メダリストでトップランク社の下、鳴り物入りでプロ入りしたマイケル・コンランの5歳年長の兄。試合はフランク・ウォーレン・プロモーターの興行で、同地のSSEアリーナでゴングとなる。
アンカハス(27勝18KO1敗1分)は8月、豪州のパッキャオvsホーン戦のリングで帝里木下(千里馬神戸)にTKO勝ちで2度目の防衛に成功。同級WBO王者・井上尚弥(大橋)との統一戦や、米国のHBOが企画する「スーパーフライ」第2弾に出場する話も持ち上がっているだけに、コンラン戦の出来と結果が注目される。
フランプトン、テテも同じリングに登場
同じリングではウォーレン・プロモーター傘下に移籍した元S・バンタム級&フェザー級世界王者カール・フランプトン(英)が1月のレオ・サンタクルス(メキシコ=米)戦で王座を失って以来の復帰戦を行う。またWBO世界バンタム級王者ゾラニ・テテ(南ア)が初防衛戦を予定。フランプトン、テテの相手は後日発表される。