WBAが10月度ランキングを更新、ミドル級王者に村田諒太(帝拳)の名前が入った。村田は22日、両国国技館でアッサン・エンダム(仏)に7回終了TKO勝ちで正規王座獲得。敗れたエンダムは6位にランクされた。
今月はミドル級以外でも王座が多く変動した。S・フェザー級は内山高志から王座を奪ったジェスレル・コラレス(パナマ)が試合前日に体重超過で王座はく奪。そのコラレスに勝利したアルベルト・マチャド(プエルトリコ)がスーパー王者となった。
バンタム級はザナト・ザキヤノフ(カザフスタン)を下したIBF王者ライアン・バーネット(英)がスーパー王座を獲得。S・ライト級はテレンス・クロフォード(米)がタイトルを返上、王座が空位となった。S・ウェルター級はデメトゥリアス・アンドラーデ(米)の王座返上により、暫定王者だったブライアン・カルロス・カスタノ(亜)が正規王者に昇格した。
江藤、松本、大竹、伊藤がランク入り
日本勢は、S・フライ級9位に江藤光喜(白井・具志堅S)、S・バンタム級13位に松本亮(大橋)、同級14位に大竹秀典(金子)、S・フェザー級8位に伊藤雅雪(伴流)が入った。前S・バンタム級王者の久保隼(真正)はフェザー級8位となった。
WBOから世界タイトル指名戦の指令が出ているS・フライ級の五十嵐俊幸(帝拳=WBOの指令はフライ級)、同じくIBFから指令を受けたS・フェザー級の尾川堅一(帝拳)は名前が消えた。S・ウェルター級の野中悠樹(井岡弘樹)、ヘビー級の藤本京太郎(角海老宝石)は圏外となった。