現地時間明日21日ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで挙行される2つの世界戦の計量が20日行われ、4選手とも無事クリア。明日の試合を待つのみとなった。メインのWBO・S・ウェルター級タイトルマッチは、王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)が153.8ポンド(69.76キロ)、挑戦者1位リアム・スミス(英)が153.6ポンド(69.67キロ)でリミット154ポンドを合格した。
V1戦のムンギアは5月、スミスの代役でサダム・アリ(米)に挑戦。4回KO勝ちで見事ベルトを奪取。アリ戦の前からオスカー・デラホーヤやエドウィン・バレロをコーチしたロバート・アルカサール・トレーナーに師事し向上を図る。
対するスミスは「ムンギアは若さとハングリーさがあるけど、私は倒されるためのここへ来たのではない。タイトルを英国へ持ち帰る」とアピール。
もう一つのWBA・S・フェザー級“レギュラー”王座戦は王者アルベルト・マチャド(プエルトリコ)、挑戦者1位ラファエル・メンサー(ガーナ)ともリミット130ポンド(58.97キロ)をマーク。
自身のプロモーター、ミゲル・コットが王座を失った後、世界王者不在だったプエルトリコにベルトをもたらしたマチャドは初防衛戦。世界初挑戦のメンサーはドン・キング氏にプロモートされる。なおWBA“スーパー”王者にはジェルボンテ・デイビス(米)が君臨する。Photos: Tom Hogan – Hogan Photos/Golden Boy Promotions