WBO世界フライ級チャンピオンの木村翔(青木)が8日、恒例のタイ合宿を打ち上げた。木村は今月24日、名古屋市の武田テバオーシャンアリーナで指名挑戦者の田中恒成(畑中)と3度目の防衛戦を行う。
キャリア最高の難敵、2階級制覇王者の田中を迎え撃つためのタイ合宿は2週間。最終日の8日は、ともに井上尚弥(大橋)に世界挑戦経験のあるペッチバンボーン・ゴーキャットジムとサマートレック・ゴーキャットジム、さらに現地のムエタイ選手と12ラウンド行って合宿を締めた。
青木ジムの有吉将之会長によると、今回の合宿では連日のロードワークに加え、1ラウンド4分の“タイ式スパーリング”を計72ラウンド消化したとのこと。木村は9日に帰国、国内で最終調整に入る。