WBOミドル級王座決定戦の前日計量が19日、米ボストンで行われ、同級1位デメトゥリス・アンドラーデ(米)がリミットの160ポンド(72.57キロ)、同級2位ウォルター・カウントンドクワ(ナミビア)が158.6ポンド(71.93キロ)が合格した。
アンドラーデが前王者ビリー・ジョー・サンダース(英)に挑戦する予定が、サンダースのドーピング検査違反により、サンダースが王座返上、急きょカントンドクワがピンチヒッターで登場というカード。同日はラスベガスでWBA王者、村田諒太(帝拳)がV2戦を行うとあり、合わせて注目の一戦だ。
同じリングではIBF・S・フェザー級タイトルマッチ、王者テビン・ファーマー(米)が挑戦者6位ジェームス・テニーソン(英)を初防衛戦を行う。
IBF・S・フェザー級は昨年12月、尾川堅一(帝拳)がファーマーとの王座決定戦を制してチャンピオンになったものの、尾川のドーピング違反が発覚してこの一戦は無効試合に。仕切り直しとなった8月の王座決定戦で、ファーマーがビリー・ディブ(豪)を下して新王者となった。