米国の老舗ボクシング専門誌「ザ・リング」が28日、2018年の表彰選手、試合等を発表した。各アワード(出来事を含む)は下記のとおり。
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70秒KOはやはり強烈なインパクトだった
最優秀選手賞…オレクサンドル・ウシク(ウクライナ=クルーザー級4冠統一王者)
最高試合賞…カネロ・アルバレスvsゲンナジー・ゴロフキンⅡ
最高KO賞…井上尚弥vsフアン・カルロス・パヤノ(WBAバンタム級タイトルマッチ兼WBSS準々決勝)
トレーナー賞…アナトリー・ロマチェンコ(ワシル・ロマチェンコのトレーナー、実父)
アップセット賞…クリストファー・ロサレスvs比嘉大吾(WBCフライ級タイトルマッチ)
カムバック賞…タイソン・ヒューリー(英)
最高ラウンド…デオンタイ・ワイルダーvsタイソン・ヒューリーの12ラウンド
年間イベント…HBOのボクシング中継撤退 プロスペクト(新鋭)賞…テオフィモ・ロペス(米=ライト級) 井上はMVPにもノミネートされていたが、WBSSシーズン1でクルーザー級すべてのベルトを統一したウシクが選ばれた。
KO賞はウシクvsトニー・ベリュー、ジャモール・チャーロvsウーゴ・センテノなどをおさえ井上vsパヤノの衝撃の初回KOが選出された。また最高ラウンドには木村翔vs田中恒成の第2ラウンドがノミネートされていた。