米ニューヨーク州ベローナのターニング・ストーン・リゾート&カジノで行われたWBA世界L・ヘビー級タイトルマッチは、王者ドミトリー・ビボル(キルギスタン)が挑戦者8位ジョー・スミスJr(米)に3-0判定勝ち。スコアは119-109×2、118-110だった。
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ビボル(左)は堅実な試合運びで大差判定勝ち
安定した試合運びと技術で上回ったビボルは、正規王者昇格から数えて4度目の防衛に成功。16勝11KOで無敗をキープした。気持ちを見せたものの届かなかった地元出身のスミスは24勝20KO3敗。
■L・ヘビー級世界王者
WBA ドミトリー・ビボル(キルギスタン=V4)
WBC オレクサンデル・ゴズディク(ウクライナ=V1)
IBF アルツール・ベエルビエフ(ロシア=V1)
WBO セルゲイ・コバレフ(ロシア)
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フッカー(右)も大方の予想を裏切らず勝利した
セミのWBO世界S・ライト級タイトルマッチは、王者モーリス・フッカー(米)が挑戦者10位ミケル・レスピエール(トリニダード・トバゴ)にこちらも3-0判定勝ち。2度目の防衛に成功した。
9回に左ボディでダウンを奪ったフッカーはKOこそ逃したものの、120-107、118-109、119-108の大差判定勝ち。戦績は26勝17KO3分。最後まで戦ったレスピエールは21勝10KO1敗1分。Photos/SUMIO YAMADA
■S・ライト級世界王者
WBA キリル・レリク(ベラルーシ=V1)
WBCダイヤモンド レジス・プログレイス(米=V1)
WBC正規 ホセ・カルロス・ラミレス(米=V2)
IBF イバン・バランチェク(ベラルーシ)
WBO モーリス・フッカー(米=V2)