WBOは19日（日本時間20日）プエルトリコのフロリダにあるカルロス・ベルトラン・ベースボール・アカデミーでイベントを開催。メジャーリーグの名選手ベルトラン（現ヤンキース）が設立した同アカデミーに5万ドル（約550万円）を寄付した。同校には日本の高校1年生から3年生に相当する数10人が所属。明日の大リーガーを目指して野球と勉学に励んでいる。
イベントにはフランシスコ・バルカルセルWBO会長のほか、軽量級の名王者だったイバン・カルデロン（プエルトリコ）、先月ローマン・ゴンサレスに挑戦したマックウィリアムズ・アローヨ（同）らが出席。生徒たちを前に挨拶した。今回の5万ドルは生徒たちの中で低所得者の家庭で育った子どもの奨学金に当てられるとのこと。また同校の方針で、野球で成功できない者には米国の有名大学進学の道が開かれるという。
カルデロンは「バルカルセル会長とWBOの公約と仕事が君たちをサポートする。勉強に励んで結果を出せば、未来を保証される」と激励の言葉を送った。Photo/WBO