カザフスタンの首都アスタナで行われているアマチュアのリオデジャネイロ五輪の予選を兼ねたAIBA女子世界選手権大会で、フライ級の和田まどか(芦屋大学)とライト級の箕輪綾子(フローリスト蘭)はともに21日の初戦で敗退。女子のリオデジャネイロ五輪出場がなくなった。これで日本勢のリオ五輪出場は男子ライト級の成松大介(自衛隊)だけとなった。
大会は10階級で実施され、このうちオリンピック階級はフライ、ライト、ミドルの3階級で、上位4選手がリオ五輪の出場権を得られる仕組み。日本はフライとライトにエントリーしたが、和田はアルメニア選手に0-3、箕輪はニュージーランド選手に1-2で惜しくも敗れた。
非五輪階級では、バンタム級の新本亜也(美づ葉)、フェザー級の林美涼(平成国際大学)が1回戦を突破。L・フライ級の佐伯霞(近畿大学)は初戦で敗れた。