今週土曜日19日(日本時間20日)ラスベガスのT-モバイル・アリーナで挙行されるL・ヘビー級のビッグマッチ、WBO・WBA・IBF3冠統一王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)vs元S・ミドル級統一王者アンドレ・ウォード(米)を前に15日(日本時間16日)両者がラスベガスに到着した。2人は試合前のイベントに参加し、宿泊するMGMグランド・ホテル&カジノにチェックイン。現地時間17日に最終会見、18日計量のスケジュールになっている。
コバレフ(30勝26KO1分無敗)はカリフォルニア州ビッグベアで高地キャンプを行い決戦に備えた。一方のウォードは同州の地元オークランド近郊で調整し、2階級制覇を目指す。予想賭け率は全くのイーブン。パウンド・フォー・パウンド上位の対決は専門家、メディアの間でも予想が拮抗している。
試合の注目度やステイタスに反してPPV契約数やアリーナの売り上げを心配する向きもあるが、主催者によると一番高価なチケット755ドル(約8万円)はほぼ売り切れ、もっとも安価な55ドルは完売したという。Photos/stacey verbeek