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6日(日本時間7日)米ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで開催されたWBCライト級タイトルマッチは、王者シャクール・スティーブンソン(米)が挑戦者7位アルテム・ハルトゥニアン(アルメニア/ドイツ)に3-0判定勝ち。3階級制覇王者スティーブンソンは2度目の防衛に成功した。
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サウスポーのスティーブンソンは慎重な立ち上がり。昨年7月のフランク・マーティン戦以来連続して米国リング登場となったハルトゥニアンがウィービングしながらパンチを狙う。スティーブンソンは3回、左を決めてエンジンが始動。5回には3連打でリードを広げる。
中盤、王者の左ボディーでハルトゥニアンは効いてバックステップを踏む。スティーブンソンはなおもプレスをかけるが、チーフセコンドに元王者アルツール・グレゴリアンが就いたハルトゥニアンはパンチを打ち返して乗り切る。スティーブンソンは大きな見せ場はつくれなかったもののペースを渡さず、119-109、118-110、116-112のスコアでベルトを守った。
地元ニューアークで凱旋防衛を果たしたスティーブンソン(27)は22勝10KO無敗。連敗のハルトゥニアン(33歳)は12勝7KO2敗。Photos by Mikey Williams/Top Rank
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