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Channel: Boxing News(ボクシングニュース)
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37歳“レジェンド”ロマゴン  587日ぶり復帰戦TKO勝ち S・フライ級にとどまり世界挑戦か

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 現役レジェンドが帰って来た。12日(日本時間13日)ニカラグア・マナグアのアレクシス・アルゲリョ・アリーナで開催されたイベントのメインに元4団体制覇王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)が登場。世界挑戦歴を持つロベル・バレラ(コロンビア)と117ポンド契約の10回戦を行った。

 フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との第3戦から18ヵ月ぶり、587日ぶりのリングとなった“ロマゴン”。2回から得意の圧力をかける戦法でコンスタントにヒットを奪ってリード。バレラは構えを左右にスイッチしなからパンチを返して対抗する。

 ロマゴン(37歳)は4回、小休止したが5回からまた旺盛なプレスをかけてバレラに攻め込む。6回、右を連続して決めるロマゴンにストップ勝ちの予感が高まるが、日本で田口良一に挑んだバレラは屈する様子を見せない。それでも8回、ロマゴンが左ボディーを打ち込むとバレラはついにヒザを着く。9回にも右で追い込み2度目のダウンを奪ったロマゴンに対し、続行に応じたバレラはクリンチで追撃を遮断して生き延びる。

 しかし最終10回、会場の声援に応えてラッシュしたロマゴンが畳みかけてストップに持ち込んだ。TKOタイムは51秒。凱旋試合を飾ったロマゴンは52勝42KO4敗。バレラ(31歳)は27勝17KO6敗。

 試合を中継した「ESPNノックアウト」は、バンタム級進出が噂されたロマゴンについて、日本で12月にWBO・S・フライ級王者の田中恒成(畑中)へ挑戦する計画だと報じている。


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