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Channel: Boxing News(ボクシングニュース)
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メキシコでキャリア進める木谷陸 米国初リングで判定負け メインのロチャは無敗選手に快勝

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 メキシコでプロデビューし10戦のキャリアを持つ日本人ボクサー、木谷陸(23)が19日(日本時間20日)米カリフォルニア州インディオのファンタジースプリングス・カジノでゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が開催したイベントに登場。ホルヘ・チャベス(メキシコ/米)とフェザー級6回戦を行った。

木谷(右)は無敗ホープに敗れた

 選手紹介で「“ティグレ”(タイガー)キタニ」とコールされた木谷は果敢にパンチを放つがチャベスにかわされ、初回、左フックを食らう。手数を増やすチャベスは3回に左右でロープへ詰める場面をつくる。このラウンド、木谷は右で相手を一瞬効かせたと思えたがペースは変わらず、断続的に右を決めたチャベスが3ジャッジ一致の60-54で勝利アナウンスを受けた。

 GBPにサポートされるチャベス(24)は12勝8KO無敗。メキシコでプロモーター、トレーナーとして活躍した古川久敏氏の盟友、ルーベン・リラ・トレーナーがチーフセコンドに就いた木谷は8勝3KO3敗。

ロチャ(左)は世界戦に望みをつないだ

 メインのNABOウェルター級王座決定戦は、以前このタイトルホルダーだったアレクシス・ロチャ(米=WBO9位)がサンティアゴ・ドミンゲス(メキシコ=WBO11位)に3-0判定勝ちを収めた。

 2試合前にKO負けしキャリアがとん挫したロチャの復帰2戦目。サンティアゴはこれまで27勝20KO無敗。元WBCラティーノ王者などの肩書があるが実力はベールに包まれていた。

 試合はサウスポーのロチャが出入りの動きを駆使してボディー連打を打ち込む。対するドミンゲスは左右強打を振るって肉迫。しかしロチャにかわされる場面が多く、ポイントは米国人へと流れる。

 ドミンゲスは6回と7回に連打で追い込んだが、それ以外のラウンドはスキルで勝るロチャに攻勢を許し、ロチャが98-92に99-91×2のスコアで判定勝ち。まだ世界挑戦は諦めていないと語ったロチャは25勝16KO2敗。Photos by Golden Boy Promotions / Cris Esqueda


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