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第77回関西学生ボクシングリーグ入れ替え戦は28日、大阪府吹田市の関西大ボクシング場で行われ、2部1位の関西大が1部最下位の桃山学院大に5-2で勝ち、3年ぶりに1部復帰を決めた。
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ともに不戦勝、1勝1敗で迎えた3試合目のバンタム級は関西大の佐藤磯親(4年)が連打で3回に小西衛(4年)をRSCで下した。ライト級は関西大の渡辺亮太(3年)が快勝。ウェルター級は関西大の山田幸多(1年・王寺工高)が山本航史(2年)に圧勝した。試合があった3人が桃山大を寄せ付けなかった。
日本ボクシング連盟副会長の杉崎正明・関西大監督は「1部復帰が果たせてうれしいが、実力的には1部の戦いは厳しい。1年生が7人おり、この夏から走り込み中心に鍛えていきたい」と名門復活に力を入れる。
2部は3部優勝の京都大が昇格、来年は6校でリーグ戦を行う。