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パリ五輪ボクシングで日本の2選手が7月31日に初戦を迎えたが、期待の岡澤セオン(INSPA)は2-3の判定負けで惜しくも敗退。岡澤の弟分・原田周大(専修大学)は5-0の判定勝ちを飾り、準々決勝に進んだ。
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71kg級で世界選手権優勝の実績もある岡澤は、1回戦はシードされ、この日ゼヤド・エシャシュ(ヨルダン)と対戦した。フィジカルの強い相手をいつものようにはコントロールできなかったが、試合は終始接戦が展開された。しかし判定はスプリットでエアシャシュの手が上がった。
57kg級に出場の原田は、ランダスリ・ゴンサレス(コロンビア)に終始リードを保ち、ジャッジ全員の支持を得て初出場の五輪で初白星を挙げた。次の8月3日夕に予定されるハビエル・イバニェス(ブルガリア)との試合に勝てば、メダルが確定する。