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IBFフェザー級挑戦者決定戦(24日、大阪・大和アリーナ)の前日計量と会見が23日、大阪市内のホテルで行われた。元世界2階級王者で同級3位、亀田和毅(33=TMK)は57・0キロ、同級2位のレラト・ドゥラミニ(30=南アフリカ)は56・8キロでともに計量をバスした。
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3階級制覇を目指す亀田は昨年10月、このドゥラミニと対戦し判定負け。今年3月に再戦を予定していたが、ドゥラミニ側の都合でキャンセルになっており、ようやく実現した因縁の対決となる。
会見で亀田は「今の俺の進化したスタイルを出せれば、結果は出る。明日は俺の仕事をするだけ」と自信たっぷりにコメント。ドゥラミニは「能力を出せば結果はついてくる。前回同様に私が勝つだけ」と優位性を強調した。戦績は亀田が41勝(23KO)4敗。ドゥラミニは20勝(11KO)2敗。
試合は亀田の兄、元世界3階級制覇王者の興毅氏(37)がプロモーターを務める「3150×LUSH BOMU」の第1回興行のメインとして行われる。「3150×LUSH BOMU」はボクシング、音楽、食、ファッションが融合したイベント。
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セミで前WBC世界ミニマム級王者、重岡優大(27=ワタナベ)がWBO世界同級12位のサムエル・サルバ(27=フィリピン)と再起戦を行う。また、フィリピンでWBOバンタム級1位を初回に倒して再起をアピールした健文トーレス(36=TMK)がWBO・S・フライ級1位、KJ・カタラハ(29=フィリピン)とノンタイトル10回戦を行う。
試合はABEMAで無料放映される。