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大成ジム主催の「三田から世界へ25」は8日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で行われ、メインのフライ級10回戦はWBCユースL・フライ級王者で日本同級3位の尾崎優日(21=大成)が日本フライ級5位、浅海勝太(29=ハラダ)と対戦した。
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尾崎は1回、ワンツーの左ストレートでダウンを奪って早々と主導権を奪い、以降も右ジャブで距離をキープして浅海の接近を許さず、ワンツーや左右フックで攻め続けた。浅海は右を振るおうとするも、スピードがある尾崎をとらえきれなかった。
結果は尾崎が3者フルマークの100-89で勝利。法政大中退の尾崎は引き分けをはさんでデビューから7連勝(5KO)、浅海は12勝7KO13敗。
セミのS・フェザー級8回戦は一進一退の展開から山辺蓮(27=市野)が7回にパンチをまとめて元日本ユースフェザー級王者、松岡輝(29=大成)にTKO勝ちした。山辺は8勝7KO3敗、松岡は18勝4KO8敗3分。