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パリ五輪に出場した元2階級制覇王者フアン・マヌエル“フアンマ”ロペスの息子、フアン・マヌエル・ロペスJr(プエルトリコ=18)が米国の大手プロモーション、トップランクと複数試合の契約を結び、プロデビューすることになった。25日、トップランクがプレスリリースした。
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ロペスJrは2022年、IBA主催の世界ユース選手権でL・フライ級で銅メダルを獲得し、同年国内王者になった。そして今年3月、パリ五輪世界予選で出場権を獲得。父もアテネ五輪に出場しており、父子で五輪代表になり話題となった。
パリでは51キロ級(フライ級)で金メダルを獲得したハッサンボーイ・ドゥスマトフ(ウズベキスタン)に初戦で判定負けに終わった。4年後のロサンゼルス大会を目指す計画もあったが、プロの道を選択した。父もプロキャリアをトップランク傘下で進めた背景がある。
契約にあたり「父の足跡を追い、トップランク配下でリングに上がるという信じられない機会が訪れた。みんなのサポートに感謝しながら、情熱と献身を前面に、船出していきたい」と抱負を語っている。リングネームはフアンミータ・ロペス・デヘススになる。クラスはS・フライ級。プロデビューは来年の初頭になるという。