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第6回ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会決勝戦が29日、東京・立川市のドーム立川立飛で開催された。
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当初は9月1日に行われるはずが台風の影響によりこの日に延期された。会場も後楽園ホールから変更となったが、全国から集まった出場選手たちは日ごろの練習の成果を発揮すべくめいめいが奮闘。朝9時のスタートから午後7時すぎまで計79試合が実施され、これは昨年の82試合に迫る数だ。認定の優勝者16名を加えた95名のチャンピオンが誕生した。
今年からカテゴリーは「U10」「U12」「U15」「U18」の4つに変更された。またルール面も一部変更があり、「ドロー」が採用されることとなった。この日は2試合ドロー決着となり、それぞれ優勢点で優勝者を決定した。
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10月12日に世界王座返り咲きのかかる一戦を控える矢吹正道(LUSH緑)も姿を見せた。佐藤夢月(U15・女子45㎏級)、克羽(U12・30㎏級)の2人の子どもが勝利し、目じりを下げていたが、のみならず矢吹はLUSH緑ジムから出場したJCLボクサー全員のサポートを最後までしていた。矢吹は自身が中心となり、中部で定期的にキッズボクシング大会を開催している。キッズボクサーたちからバトンを受け取って、次は矢吹の番である。
今大会の各カテゴリーの優秀選手は後日発表される。閉会式で射場哲也JCL委員長(RE:BOOTジム会長)は「今後はトーナメントのみならず、ワンデーマッチも増やしていきたい」とJCLの発展にさらに力を注ぐことをアピールしていた。