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東京・有明アリーナで14日開催された「PRIME VIDEO BOXING10」DAY2 の最初の世界戦としてゴングが鳴ったWBOフライ級タイトルマッチはあっけない残念な結果に。初防衛戦に臨んだ王者アンソニー・オラスクアガ(米)と前WBO・L・フライ級王者で1位ジョナタン“ボンバ”ゴンサレス(プエルトリコ)が初回2分25秒、無判定試合に終わった。
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会場にプエルトリコ、米国両国歌が流れ対決ムードが高まって始まった試合。サウスポーのゴンサレスに対し、右、左ボディーを決めたオラスクアガが好スタートを切る。ところがゴンサレスの左ストレートをオラスクアガが前にかわしたところでヘッドバットが発生。左マブタをカットしたゴンサレスに米国のロバート・ホイル・レフェリーはドクターチェックを指示する。
試合は続行されたが、オラスクアガが追撃するとゴンサレスはグローブで傷をこすり、出血を気にするしぐさ。ホイル・レフェリーはゴンサレスに続行の意志がないと判断。腕を交錯させてストップをコールした。
オラスクアガ(25)は7勝5KO1敗1無判定試合。ゴンサレス(33)は28勝14KO3敗1分2無判定試合。