WBA世界L・フライ級チャンピオンの田口良一(ワタナベ)が12日、大田区民ホール・アプリコで開かれた同区制70周年記念式典で行われた大田区民栄誉賞の授賞式に出席した。
大田区出身の田口はワタナベジムからプロデビューして2014年大みそかに世界王座を獲得。大田区総合体育館を主戦場として、これまでに5度の防衛を成功させた。その栄誉がたたえられ、この日、松原忠義区長から表彰された。
式典に出席した田口は集まった約1500人の前で、ジムの渡辺均会長、キャリア初期に指導を受けた洪東植(ホン・ドンシク)トレーナー、ジムの先輩で前WBA世界S・フェザー級スーパー王者の内山高志の名前を挙げ「だれが欠けてもいまの自分はない」と感謝の言葉を述べた。
同じ式典では、昨夏のリオデジャネイロ五輪で新体操団体8位入賞をはたした日本代表の熨斗谷さくら(コナミスポーツ)が大田区民特別表彰を受けた。=写真提供:ワタナベジム=