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IBF矢吹正道(LUSH緑)、WBO岩田翔吉(帝拳)が君臨する世界L・フライ級。現WBCフライ級王者の寺地拳四朗(BMB)が返上して空位となっているWBA・L・フライ級王座の決定戦が12月19日にドミニカ共和国サントドミンゴで開催される運びになった。1位エリク・ロサ(ドミニカ共和国)vs.3位ネイデル・バルデス(メキシコ)。現地のプロモーター、シュアン・ボクシングがソーシャルメディアで伝えた。
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ロサ(7勝2KO無敗=24)はWBAミニマム級暫定王座を獲得した後、同級スーパー王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に挑戦が決まったが、タイに到着後パスポートの期限が6ヵ月を切っていたことから入国できず、そのまま帰国を余儀なくされるなどキャリアが停滞。そのためL・フライ級へ進出し、4月にWBAゴールド王座を獲得。現在は1位にランクされている。
バルデス(14勝11KO1敗2分=23)は3月、同国人のエリク・バディージョに5回TKO負けで初黒星。7月に判定勝ちで復帰した。これまでの17戦はすべてメキシコ国内で行っている。