OPBF女子フェザー級王者の三好喜美佳(川崎新田=写真)が4月15日、韓国の始興(シフン)市体育館でWBA女子世界同級チャンピオンのチェ・ヒュンミ(韓)に挑戦することになった。
三好(33歳)は2013年にメキシコでIBFバンタム級王者ヤスミン・リバスに10回判定負けして以来、2度目の世界挑戦。OPBFタイトルはバンタム、S・フェザー、フェザー級の3階級を制覇している。昨年8月、豪州のWBCシルバーS・バンタム級戦でシャノン・オコンネルに10回判定負けしたのが直近の試合。
チェは北朝鮮出身の26歳で韓国に脱北してチャンピオンに上り詰めた。これまでWBA女子フェザー級との2階級制覇に成功しており、13勝4KO1分と無敗レコードをキープ。13年にライカ、15年に水谷智佳と2人の日本人を退けている。
08年のデビュー戦でいきなり空位のWBA女子フェザー級王座を獲るなど、ユニークな記録も持つ。こちらは昨年5月以来の試合となる。