日本S・バンタム級チャンピオンの久我勇作(ワタナベ=写真右)が7月18日、後楽園ホールの「ダイナミックグローブ」で同級4位の前王者、石本康隆(帝拳=写真左)と初防衛戦を行うことになった。
両者は15年12月の日本王座決定戦で初めて拳を合わせ、このときはベテランの石本が試合巧者ぶりを発揮して小差判定勝ち。今年2月の再戦では、挑戦者の久我が強打を爆発させ、タオル投入による2回TKOで新王者となった。
これで両者の戦績は1勝1敗。2月の試合では、敗れた石本がまだまだ戦う姿勢を見せていたこともあり、完全決着をつけるべくラバーマッチと相成った。
石本に勝利してWBA14位、WBC13位、WBO15位と世界ランク入りした26歳の久我は14勝10KO2敗。35歳のベテラン石本(29勝8KO9敗)はこれが7度目の日本タイトルマッチとなる。